中東情勢の緊迫化に伴う石油由来製品の供給懸念から、分包紙や印字リボンの注文が急増し全国的な品薄・入荷困難が発生しています。
一包化の継続には、適正発注の徹底と患者様への状況説明による理解の獲得、そして代替手段の検討が必要です。
当面の危機を乗り切るための実践的な対策
- 適正発注と無駄の削減
買い占め・過剰発注の自粛: メーカーや卸からは「必要最小限の適正発注」が呼びかけられています。過度な注文はかえって供給網の混乱を招きます。
使用量の見直し: 本当に一包化が必要な患者様(複数科受診や高齢で自己管理が困難な方など)に絞り込み、不要な一包化を一時的に控えることも検討しています。
- 在庫の確保と融通
系列店舗や近隣薬局での融通: グループ薬局や、近隣の親しい薬局間で在庫を融通し合えないか相談します。
複数卸の活用: メインの卸だけでなく、サブの卸業者にも在庫状況をこまめに確認。
- 患者様への理解と協力
代替手段の提案: 在庫が限界に近づいている場合、日数分包化を断り、ヒートでの処方や、服薬カレンダーの活用を患者様に提案します。
事情の説明: 包装資材の全国的な不足であることを伝え、一部の薬をまとめてお渡しできない可能性があることに同意を得ます。
- 医療機関(処方元)への相談
状態が落ち着いている患者様には、一包化の指示を解除し、処方日数の変更(長期処方から短い日数へ)や、用法ごとのまとめ処方への変更を医師に打診します。








