全身性エリテマトーデス(SLE)は、免疫複合体による多臓器炎症の抑制、ステロイドや免疫抑制薬の副作用モニタリング、そして感染症予防やアドヒアランスの維持管理です。
病態と薬物治療の管理
免疫異常の制御: 3型アレルギー(免疫複合体の沈着)に基づく組織障害に対し、副腎皮質ステロイドや免疫抑制薬(タクロリムス、ミコフェノール酸モフェチル等)の適切な血中濃度・用量管理を行う。
臓器病変の早期発見: ループス腎炎や中枢神経ループスなど、予後を左右する重篤な臓器症状の兆候(尿蛋白、精神症状の変化など)を検査値や服薬時の問診から察知する。
安全性と副作用対策
日和見感染症の予防: 免疫抑制状態に伴うニューモシスチス肺炎や真菌感染などの感染リスクを評価し、予防内服やワクチン接種歴を確認する。
ステロイド起因性合併症の監視: 骨粗鬆症(ビスホスホネート製剤等の併用確認)、血糖値上昇、消化管潰瘍、精神症状などの副作用をモニタリングし、支持療法を提案する。
患者支援と生活指導
光線過敏症への注意: 紫外線がSLEの増悪因子となるため、遮光対策や服薬中の光線過敏を起こす薬剤の有無を確認する。
服薬アドヒアランス: 長期におよぶ服薬治療や症状変動に伴う患者の不安に寄り添い、確実な継続を支援する。








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