薬剤師免許を所有している方は、国家試験を受けずに「資格認定講習」を受講し、修了試験に合格することで、公害防止管理者(大気関係・水質関係)の資格を取得できます。
通常、公害防止管理者の資格を得るには難易度の高い国家試験(合格率20~30%程度)を突破する必要がありますが、薬剤師はこの認定講習制度を利用できる「学歴・資格」の要件を満たしているため、よりスムーズな資格取得が可能です。
薬剤師が取得できる区分と条件
薬剤師であれば、以下の区分の認定講習を受講できます。
大気関係(第1種〜第4種)
薬剤師免許を所持していれば受講資格があります。
水質関係(第1種〜第4種)
薬剤師免許を所持していれば受講資格があります。
※なお、薬学部卒業生(薬学士)であっても、薬剤師免許がない場合は「3年以上の実務経験」などの追加条件が必要になる場合があります。
薬剤師が公害防止管理者を取得するメリット
転職・キャリアの幅が広がる: 製造業、電気・ガス供給業などの「特定工場」では設置が義務付けられている必置資格であるため、工場を持つ企業への転職に有利です。
専門性の活用: 環境汚染物質の管理や検査において、薬学の知識を活かしたアドバイスができる人材として評価されます。
公的機関での活躍: 自治体の環境部門や、公害問題を扱う病院などでの専門職としての道が開けます。
講習の詳細と申し込み
講習は一般社団法人産業環境管理協会によって実施されています。
受講内容: 区分に応じた専門知識の講義と、最終日の修了試験。
申し込み方法: 例年、インターネットや郵送での事前申し込みが必要です。詳細は産業環境管理協会の公式サイトで確認できます。



