ラベプラゾールナトリウム(Rabeprazole Sodium)は、胃酸の分泌を強力に抑えるプロトンポンプ阻害薬(PPI)です。
胃潰瘍、十二指腸潰瘍、逆流性食道炎などの治療や、ヘリコバクター・ピロリの除菌補助に用いられ、国内ではパリエットなどの商品名で処方されます。
概要と特徴
作用機序: 胃粘膜細胞のプロトンポンプを阻害し、胃酸の最終段階での分泌を抑制します。
主な効果: 胃酸過多や逆流によって引き起こされる胃痛、胸やけ、炎症を改善します。
速効性: 他のPPIと比較して効果発現が速いとされています。
適応症: 胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、逆流性食道炎、非びらん性胃食道逆流症、Zollinger-Ellison症候群、低用量アスピリン投与時の胃潰瘍・十二指腸潰瘍の再発抑制。
用法・用量
通常、成人には1日1回10mg〜20mgを経口投与します。
胃潰瘍、吻合部潰瘍: 通常8週間まで。
十二指腸潰瘍: 通常6週間まで。
逆流性食道炎: 通常8週間まで。効果不十分な場合は、1日2回に増量してさらに8週間服用可能。
ピロリ菌除菌: 他の抗菌薬と組み合わせて服用。
注意点と副作用
副作用: 主な副作用として、便秘、下痢、腹部膨満感、発疹、肝機能異常などが報告されています。
注意: 胃酸が少なくなると、細菌が繁殖しやすくなったり、鉄分やビタミンB12の吸収が低下する可能性があります。
※ラベプラゾールは医療用医薬品であるため、医師の診断・処方箋が必要です。








