地域包括ケア病棟は、急性期治療を終えて病状が安定した高齢者などが、安心して自宅や介護施設へ戻れるよう、リハビリや退院支援を行う病棟です。
最大60日間の入院期間中に、多職種連携で自宅復帰をサポートします。また、在宅で介護疲れが溜まった場合の「レスパイト入院」の受け入れも行います。
地域包括ケア病棟の概要と役割
主な目的: 在宅復帰支援、および地域での生活復帰。
対象患者: 急性期治療終了後も、自宅に戻るには不安がある方。または、在宅療養中に一時的に医療ニーズが高まった方(レスパイト入院)。
期間: 最大60日間の入院が可能。
ケア内容: 看護、リハビリ、退院調整(MSWによる相談)。
スタッフ: 医師、看護師、リハビリ専門職、医療ソーシャルワーカー(MSW)がチームで対応。
synonyms (関連・類似用語): 地域包括ケア病床、ケア病棟、地ケア病棟。また、2024年新設の「地域包括医療病棟」も関連する。
利用シーン(具体例)
急性期病院の治療は終わったが、すぐには一人暮らしが不安(リハビリが必要)な場合。
脳梗塞や骨折の手術後、もう少し体力を回復させてから自宅に帰りたい場合。
介護をしている家族が疲弊したため、一時的に入院する(レスパイト入院)。
なお、これと似た仕組みで2024年度の診療報酬改定で新設された「地域包括医療病棟」は、より専門的な包括診療を行う病棟です。



