ボグリボース(製品名:ベイスンなど)は、小腸の消化酵素(α-グルコシダーゼ)を阻害し、糖質の分解・吸収を遅らせることで食後の急激な血糖値上昇を抑える糖尿病治療薬です。
食事療法や運動療法を行っている患者の血糖値改善に使われ、通常1日3回毎食直前に服用します。
詳細情報
作用メカニズム: 食事中の炭水化物がブドウ糖に分解されるのを遅らせる。これにより、食後の高血糖を抑え、糖尿病合併症の進行も抑制する。
用途: 2型糖尿病の食後高血糖の改善、および耐糖能異常(糖尿病予備軍)における2型糖尿病の発症抑制。
用法・用量: 通常、成人にはボグリボースとして1回0.2mgを1日3回毎食直前に経口投与する。効果が不十分な場合は1回0.3mgに増量される。
主な副作用: 腹部膨満、放屁(おなら)、下痢、便秘、腹鳴(お腹が鳴る)などの消化器症状が主。これは糖が分解されずに大腸に届くため起こる。
注意点: 低血糖時に効果があるのはショ糖(砂糖)ではなくブドウ糖である。他の糖尿病薬と併用すると低血糖を引き起こす可能性がある。
※必ず医師や薬剤師の指示に従って服用してください。




