ヴィアトリス製薬の抗うつ薬「イフェクサーSRカプセル」が、2026年3月に日本で初めて「全般不安症(GAD)」の適応追加の承認を取得しました。
これまで日本国内には全般不安症に対して正式に承認された治療薬が存在しなかったため、これが日本初かつ唯一の全般不安症の治療剤となります。
どのような薬剤か?
薬剤名:イフェクサーSRカプセル37.5mg/75mg(一般名:ベンラファキシン塩酸塩)。

薬効分類:セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)と呼ばれる種類の精神神経用剤です。
実績:日本では2015年に抗うつ薬として承認され、すでに約10年の臨床使用実績があります。
全般不安症(GAD)とは?
症状:日常のさまざまな出来事に対して、コントロールできない過剰な不安や心配を慢性的に抱える精神疾患です。
課題:単なる「心配性」や「性格のせい」と見過ごされて受診に至らなかったり、他の疾患と誤診されやすく、治療に結びつきにくい現状があります。
今回の登場による変化
科学的根拠のある選択肢
臨床試験(治験)において、プラセボ(偽薬)群に対して不安な気分や緊張などを有意に改善する結果が認められました。
客観的な評価の普及
この承認に伴い、専門医からは国際的な全般性不安障害の病状評価スケール「GAD-7」などを普及させ、適切な診断と治療に繋げる必要性が強調されています。








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