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CBTとOSCEは、医学部、歯学部、薬学部の学生が臨床実習(病院での実習)に進む前に必ず合格しなければならない「共用試験」です。 

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CBTとOSCEは、医学部、歯学部、薬学部の学生が臨床実習(病院での実習)に進む前に必ず合格しなければならない「共用試験」です。 

これら2つの試験に合格して初めて、学生は「スチューデント・ドクター」などの資格を得て、実際の患者さんに接する実習に参加できます。 

  1. CBT (Computer-Based Testing)

コンピューターを使用して行う知識を問う試験です。 

内容: 基礎医学、臨床医学、公衆衛生など、それまでに学んだ全範囲から出題されます。

形式: 五肢択一式などで、多くの大学では320問程度を解きます。一部、一度回答すると戻れない「順次解答型」の問題もあります。

基準: 正答率だけでなく、問題の難易度を考慮した「IRT標準スコア」で判定されることが多いです。 

  1. OSCE (Objective Structured Clinical Examination)

実技と態度を客観的に評価する実技試験(オスキー)です。 

内容: 医療面接(問診)、身体診察(胸部の音を聴くなど)、基本的な手技(点滴や縫合など)が行われます。

形式: 複数の「ステーション(部屋)」を回り、制限時間内にシミュレーターや模擬患者に対して診察を行います。

評価: 評価者がチェックリストに基づき、手技の正確さだけでなく、患者への接し方や身だしなみも採点します。 

公的化と最新の動向

2023年度から、これらの試験は医師法に基づく「公的試験」として位置づけられました。 

合格の義務化: 合格しなければ臨床実習に進めないことが法律で明文化されました。

国家試験との関連: 2025年4月以降、公的化後の共用試験合格が、医師国家試験の受験要件となります。 

医学系、歯学系、薬学系それぞれの詳細や学習項目については、医療系大学間共用試験実施評価機構(CATO)の公式サイトで公開されている資料が最も正確です。 

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大阪府の「堺市(さかいし)」に住んでいます。
現在、病院勤務の薬剤師です。

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