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2026年度の調剤報酬改定は、30年ぶりの大幅なプラス改定(本体+3.09%)となり、物価高騰・賃上げ対応として基本料や加算を引き上げ、医療DX(電子処方箋)や対人業務(かかりつけ機能)を厳格に評価する内容です。

医療雑記
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2026年度の調剤報酬改定は、30年ぶりの大幅なプラス改定(本体+3.09%)となり、物価高騰・賃上げ対応として基本料や加算を引き上げ、医療DX(電子処方箋)や対人業務(かかりつけ機能)を厳格に評価する内容です。

特に敷地内薬局への対応や、グループ薬局の集約率要件の見直しなど、構造的な転換が図られます。 

令和8年度調剤報酬改定の大きな点

賃上げ・物価高騰対応(プラス評価)

調剤基本料の引き上げ: 物価高騰対応として、調剤基本料1や3などが全体的に引き上げられる。

調剤ベースアップ評価料の新設: 薬剤師・事務職員の賃上げを目的に新設、令和9年6月からは点数が倍増する。

調剤物価対応費: 3ヶ月に1回、受付ごとに算定可能。

「面」分業・対人業務へのシフト

地域支援・医薬品供給対応体制加算へ統合: 「地域支援体制加算」と「後発医薬品調剤体制加算」が統合し、地域貢献や医薬品供給体制の厳格化が図られる。

グループ薬局要件の緩和: グループ300店舗の要件が撤廃され、面薬局でも高点数(基本料1など)の算定チャンスが拡大する。

医療DX・技術的アプローチ

医療DX推進体制整備加算の見直し: 電子処方箋やオンライン資格確認の活用が必須要件化、3区分から1本化される。

バイオ後続品調剤体制加算の新設: インスリン製剤を除くバイオ後続品(バイオシミラー)の調剤を評価(+50点)。

敷地内・医療モール薬局の適正化

特別調剤基本料A(敷地内薬局)の減額見直し: 門前・敷地内薬局の点数を適正化し、より「患者のための薬局ビジョン」に沿ったかかりつけ機能が求められる。

薬価改定

薬価調査結果に基づき、薬剤費ベースで4.02%の引き下げが行われる。 

この改定により、薬局は立地重視のビジネスモデルから、専門的な対人業務やDX対応といった「機能」重視への転換が不可欠となっています。 

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