医療DXの進展に伴い、電子カルテ・レセコン(レセプトコンピュータ)・電子薬歴を一体化(オールインワン化)し、生成AIやAIエージェントを活用してレセプト業務や処方箋入力を全自動化するシステムが急速に普及しています。
病院・クリニックやIT薬局(保険薬局)における最新のシステム動向と、自動化・効率化を実現する注目製品を整理しました。
病院・クリニック向け:レセコン一体型・自動化システム
病院や診療所では、電子カルテとレセコンが同一システムになった「レセコン一体型」が主流です。カルテ入力がリアルタイムで会計やレセプトに反映されるため、データ連携の手間がありません。
AIチャート byGMO:
初期費用・月額利用料が無料のレセコン一体型クラウド電子カルテ。
AI活用によりカルテ入力時間を削減し、周辺機能と連携して院内業務の自動化・省力化を実現します。
ヘンリー(Henry):
クラウドネイティブなレセコン一体型電子カルテ。
生成AIを活用した「文書生成支援機能」を搭載し、診察内容からカルテ原案を自動提案します。
Reze(リゼ)(株式会社mutex):
生成AIを活用してレセプト業務の完全自動化を目指すAIレセプト管理ツール。
HAYATE/NEO(ハヤテネオ):
病院・有床診療所向けのオールインワン型クラウド電子カルテ。他社システムとの柔軟な連携が強みです。
保険薬局・IT薬局向け:オールインワンプラットフォーム
薬局側でも、従来の紙の処方箋手入力を無くす電子処方箋の導入が進み、レセコンと電子薬歴の一体化+AIによる全自動化がトレンドになっています。
保険薬局向けオールインワンプラットフォーム(三菱電機デジタルイノベーション×mediLab):
AIエージェントを活用し、レセコンと電子薬歴を融合した次世代システム(2026年度提供開始予定)。
画面上での「オートレセプション」や、AIによる処方箋の自動入力、加算の自動提案などを実現します。
PharnesX(ファンネスエックス)シリーズ(ウィーメックス):
電子カルテ・レセプト関連事業に強みを持つ大手の、保険薬局向け一体型システム。医療DXに準拠した業務効率化をサポートします。
現在、政府の「医療DX令和ビジョン2030」により、2030年までにほぼ全ての医療機関での電子カルテ導入と情報共有が目指されています。
全自動化・オールインワンシステムを選ぶことは、人手不足の解消だけでなく、国のDX施策への対応にも直結します。








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