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周公百歳酒(しゅうこうひゃくさいしゅ)は、多くの生薬を酒に漬け込む健康酒(漢方養命酒)です。

薬剤師
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周公百歳酒(しゅうこうひゃくさいしゅ)は、多くの生薬を酒に漬け込む健康酒(漢方養命酒)です。

生薬を洗浄・細断し、アルコール(35度以上の焼酎やホワイトリカーが望ましい)に2週間〜2ヶ月ほど漬け込み、有効成分を抽出します。

乾燥生薬1〜1.5gに対し酒10ml、好みで氷砂糖50〜150g(酒1Lあたり)を加えます。

自家製周公百歳酒の作り方の手順とポイント

下準備: 乾燥した生薬やハーブ類を用意し、お酒で軽く洗って汚れや塵を取り除きます。

生薬を細かく切る: 成分が出やすいように細かく刻みます。

瓶に入れる: 消毒したガラス瓶に生薬を入れ、アルコールを注ぎ入れます。

保管: 直射日光を避け、風通しの良い日陰に涼しい場所で保管します。

漬け込み期間: 2週間ほどしてから氷砂糖を加え、合計で約2ヶ月ほど漬け込んで成分を抽出します。

【注意点】

アルコール度数: アルコールが薄まると腐敗しやすくなるため、果実酒用など度数の高い(35度以上)お酒を使用してください。

生薬の量: 乾燥した生薬、ハーブ1〜1.5gにつき酒10mlが目安です。

保存方法: 漬け込んでいる間は冷暗所で保管してください。

周公百歳酒(しゅうこうひゃくさいしゅ)は、中国の歴史上の名君・周公旦が愛飲したと伝承される、滋養強壮を目的とした非常にバランスの良い薬酒です。

この薬酒は、血液を補う「補血」、エネルギーを補う「補気」、精を補う「補腎」の生薬が中心に配合されています。

以下に、代表的な処方内容をまとめました。

周公百歳酒の主な構成生薬(漢方生薬)

一般的には、以下の生薬を蒸留酒(ホワイトリカーなど)に浸け込んで作ります。

人参(ニンジン):元気の源を補う(補気)

黄耆(オウギ):皮膚表面の免疫力や元気を補う(補気)

熟地黄(ジュクジオウ):血と精を補う(補血・補腎)

地黄(ジオウ):血を補い、潤す(補血)

当帰(トウキ):血を増やし、血行を改善する(補血・活血)

川芎(センキュウ):血の巡りを良くする(活血)

茯苓(ブクリョウ):胃腸機能を整え、精神を安定させる(健脾・安神)

山薬(サンヤク):胃腸と腎を補う(健脾・補腎)

亀板(キバン):腎を補い、骨を強くする(補腎)

枸杞子(クコシ):肝と腎を補う(補肝腎)

羌活(キョウカツ):風寒を取り除く

※レシピによっては、杜仲、薄荷葉、片製紅参、五味子、桂皮、陳皮などが追加される豪華版(SUPER周公百歳酒)もあります。

効能・効果

「百酒の王」と評され、主に以下の症状に用いられます。

滋養強壮・疲労回復

胃腸虚弱、食欲不振

血色不良(貧血気味)、慢性疲労

アンチエイジング(若返り、肌荒れ対策)

作り方と飲み方の特徴

材料: 上記の乾燥生薬セットと、アルコール度数35度以上のホワイトリカーを用意します。

浸出: 密閉容器に入れ、冷暗所で1〜3ヶ月程度寝かせ、生薬の成分を溶出させます。

飲み方: 一般的には、少量を空腹時または食前に分けて飲む薬酒として知られています。

薬味臭と苦味があるのが特徴の薬酒です。

※詳細な処方内容や生薬の購入については、漢方専門店で相談することをお勧めします。

免責事項: この情報は一般的な知識を目的としており、専門的な医療アドバイスではありません。薬酒を服用する前に、漢方の専門家や医師に相談してください。

プロフィール
パンダ

大阪府の「堺市(さかいし)」に住んでいる現役の薬剤師(パンダ)です。
過去は調剤薬局の開設者&管理薬剤師を30年以上経験しておりましたが、新たに病院薬剤師として勤務しております。当サイトは、自身の備忘録を兼ねて、記憶を綴る個人ブログです。
サイト名:【薬剤師ブログ】yaku7.jp

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