ブラウティア菌(Blautia)
肥満や糖尿病の予防・改善に効果が期待される「新・やせ菌」として注目を集めている腸内細菌です。
日本人の腸内に多く存在している最優勢菌の一つであり、健康維持において非常に重要な役割を果たしていることが近年の研究で明らかになっています。
主な特徴と働き
脂肪蓄積を抑える(やせ菌としての効果)
ブラウティア菌は、脂肪の蓄積を抑える効果がある「オルニチン」や「アセチルコリン」などの成分を腸内で作り出します。
生活習慣病のリスクを低下
ブラウティア菌の量が多い人ほど、肥満や2型糖尿病のリスクが低いことが医薬基盤・健康・栄養研究所などの研究で分かっています。
逆に、糖尿病や大腸がんなどの患者の腸内では減少している傾向があります。
日本人の約9割が保有
欧米人に比べて日本人の腸内に多く存在(約9割の人が1%以上保有)しており、日本人が太りにくい体質を維持したり長寿であったりする要因の一つと考えられています。
ブラウティア菌を増やすおすすめの食べ物
ブラウティア菌そのものを食事から直接大量に摂ることは難しいため、腸内にいる菌に「エサ(食物繊維)」を与えて育てる(プレバイオティクス)ことが基本となります。
大麦(もち麦・押麦)
ブラウティア菌が最も好むエサは、大麦に豊富に含まれる水溶性食物繊維「βグルカン」です。
白米に混ぜて炊くだけで手軽に摂取できます。
海藻類・根菜類・ごぼう
これらにも水溶性食物繊維がたっぷりと含まれており、腸内環境を整えて菌の増殖を助けます。
ビフィズス菌を含む食品(ヨーグルトなど)
ブラウティア菌はビフィズス菌と相性が良く、お互いに協調して働くため、発酵食品を一緒に摂るとより効果的です。








