薬剤師の健康管理や健康意識に関する調査結果は、主に「患者への健康サポート意識」と「薬剤師自身の健康意識」の2つの観点から報告されています。
特に、健康サポート薬局の普及に伴い、薬剤師の意識改革が進んでいます。
以下に主な調査結果をまとめました。
- 健康サポート・患者への意識
高い意識と実施のギャップ: 健康サポートの取り組みを「したい」と希望する薬局薬剤師は59.1%に上る一方、実際に機能的に取り組めている薬局は15.9%にとどまる。
相談の対象: 患者から市販薬や健康食品について相談される際、薬剤師は重要な専門家として認識されており、サプリメントの相談相手として薬剤師を挙げる患者は多い。
健康習慣相談のニーズ: 薬局での健康習慣相談への対応を希望する薬剤師は多いが、実態としては、まだまだこれからの分野である。
- 薬剤師自身の健康意識
健康意識の高さ: 薬剤師の多くは、自身の健康を「とても意識している」または「ある程度意識している」と回答しており、一般の人と比較しても高い健康管理意識を持っている傾向にある。
専門知識の活用: 自身の健康管理において、医薬品やサプリメントの知識を活かしている薬剤師が多い。
- 今後の課題
体制の整備: 健康サポート機能の強化には、薬剤師個人の意識向上だけでなく、職場環境や体制の整備が課題。
教育とサポート: 管理薬剤師を対象とした調査では、健康サポートに関する具体的な行動計画や教育の必要性が指摘されている。
これらの意識調査は、薬剤師が「病気を治す」だけでなく「病気を予防する」ためのパートナーとして、地域住民に求められていることを示唆しています。



