エゼチミブ(代表的商品名:ゼチーア)は、小腸でコレステロールの吸収を阻害する脂質異常症治療薬です。
LDL(悪玉)コレステロールを下げ、スタチン系薬剤との併用も多いです。副作用として便秘、下痢、肝機能や筋肉(CK)の検査値上昇が挙げられます。

エゼチミブの概要
有効成分: エゼチミブ (Ezetimibe)
作用機序: 小腸壁細胞のNPC1L1(コレステロールトランスポーター)を阻害し、食事や胆汁由来のコレステロール吸収をブロックします。
対象疾患: 高コレステロール血症、家族性高コレステロール血症。
安全性と副作用
主な副作用: 下痢、便秘、腹痛、腹部膨満、肝機能障害(ALT, AST, γ-GTP上昇)、CK上昇など。
重篤な副作用: 横紋筋融解症、肝機能障害、過敏症(アナフィラキシーなど)。
妊娠中・授乳中の安全性: 原則として妊婦や授乳婦には投与しないことが推奨されます。特に妊娠中の安全性は確立されておらず、動物実験で胎児への影響が報告されています(日本新薬の添付文書情報)
用法・用量
通常: 成人は1日1回1錠(10mg)を食後に服用。
飲み忘れ: 気づいた時にすぐ服用。次の服用時間が近い場合は1回飛ばす。2回分を一度に飲まない。
エゼチミブの価格
後発品(ジェネリック): 10mg錠 1錠あたり約19.3円〜30.7円。
※薬価は変更される可能性があるため、目安です。
エゼチミブは、コレステロールの吸収そのものをブロックするため、肝臓でコレステロールの生成を抑えるスタチン系薬剤とは異なるアプローチで強力に効果を発揮します。




