トラセミド(代表的商品名:ルプラック)は、強力な利尿作用を持つループ利尿薬です。
主に心性、腎性、肝性浮腫の治療に用いられ、1日1回4〜8mgを服用します。
他のループ利尿薬に比べ低カリウム血症を起こしにくく、長時間作用型で、1日1回の服用で効果が持続する特徴があります。
主な特徴と効果
強力な利尿作用: 腎臓のヘンレ係蹄上行脚に作用し、Na/K/2Cl共輸送系を阻害することで尿量を増やし、むくみを改善します。
持続的な作用: 1日1回の服用で24時間安定した効果が期待でき、服薬アドヒアランスの向上に寄与します。
カリウムの低下が少ない: 他のループ利尿薬と比較して、低カリウム血症のリスクが低いとされています。
主な適応症: 心性浮腫、腎性浮腫、肝性浮腫。
副作用と注意点
副作用: 主に電解質失調(低カリウム血症、低ナトリウム血症、低クロール性アルカローシス)、肝機能障害(AST/ALT上昇)、白血球・赤血球・血小板減少などが報告されています。
注意事項: 降圧作用によるめまいやふらつきが起こる可能性があるため、危険を伴う機械の操作には注意が必要です。夜間の排尿を避けるため、通常は午前中の服用が推奨されます。
禁忌: 無尿の患者、肝性昏睡の患者、体液中のナトリウムやカリウムが減少している患者には投与できません。
価格と規格
規格: 4mg錠、8mg錠(OD錠含む)。
※本情報は一般的な情報提供であり、具体的な服用や治療については必ず医師や薬剤師にご相談ください。




