第3種向精神薬は、向精神薬(睡眠薬、抗不安薬など)の中で、第1種・第2種に比べて乱用の危険性が比較的低い(有害性が低い)と分類された薬剤です。
代表例にトリアゾラム、ブロチゾラム、アルプラゾラム(デパス等)があり、睡眠障害や不安、緊張の治療に用いられます。医師の処方箋が必要で、厳格な保管と管理が求められます。
第3種向精神薬の主な分類と薬剤例
睡眠薬・抗不安薬(ベンゾジアゼピン系・類似薬)
トリアゾラム(代表的な商品名:ハルシオン)
ブロチゾラム
(代表的な商品名:レンドルミン)
アルプラゾラム(代表的な商品名:ソラナックス、コンスタン)
エチゾラム(代表的な商品名:デパス ※第3種へ移行)
クアゼパム(代表的な商品名:ドラール)
フルラゼパム(代表的な商品名:ダルメシン、ベノジール)
フルジアゼパム(代表的な商品名:フルジアゼパム)
その他の薬物
プロピルヘキセドリン(主に吸入器など)
主な特徴と規制
医療上の位置づけ: 睡眠障害、神経症、心身症(不安・緊張・抑うつ)の治療に用いられる。
規制・管理: 麻薬及び向精神薬取締法に基づき、管理が義務付けられている。卸売・小売・調剤において、鍵のかかる保管庫への保管や記録の管理が必要。
処方制限: 向精神薬の多剤投与(3種類以上など)は保険診療で厳しく制限されており、状況によっては厚生局への報告が必要。
海外持ち込み: 個人で海外から輸入することは禁止されている。携帯して入国する場合には制限がある。
※これらは医師の処方に基づいて適切に使用される必要があります。




